ジムでのトレーニングに最適なシューズとは?用途別おすすめブランドと選び方を解説
コラム
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ジムのトレーニングを楽しむためには、適切なシューズ選びが欠かせません。また、身に着けるものはモチベーションにつながるため、機能性だけでなくファッション性も重要なポイントです。
この記事では、ジム用のトレーニングシューズと一般的な運動靴の違いから、用途別のおすすめシューズなどを詳しく解説します。
自分に合ったシューズを見つけて、美容やダイエットに挑戦しましょう。
ジム用シューズの基本的な選び方4選
ジムで快適にトレーニングするためには、シューズ選びが大切です。適切なシューズは、トレーニング効果を最大限に引き出し、怪我の予防にもつながるからです。
ここでは、ジム用シューズを選ぶ際に考慮すべき基本的なポイントを4つ紹介します。
- サイズ
- アーチサポートとクッション性
- 通気性と素材
- フィット感
それぞれ見ていきましょう。
サイズ
適切なサイズは、足の疲労を軽減し、効果的にトレーニングをサポートします。試着時にはつま先に少し余裕を持たせ、かかとが確実に固定されるものを選びましょう。
ただし、朝と夜で足のサイズが微妙に異なるため、夕方に試着するのがおすすめです。
アーチサポートとクッション性
足のアーチをサポートするシューズは、長時間のトレーニングでも足が疲れにくく、怪我のリスクを減らしてくれます。また、クッション性の高いシューズは衝撃を吸収し、膝や腰への負担を軽くします。
シューズ選びの前に、自分の足の形状を把握しておくことが大切です。
通気性と素材
ジムのトレーニングは、足が蒸れやすくなるため、通気性のよい素材を選ぶことが重要です。たとえば、メッシュ素材や吸湿速乾性のある素材の場合、足の快適さを保てます。
また、軽量で耐久性のある素材がおすすめです。通気性と耐久性のバランスを考慮して選びましょう。
フィット感
シューズのフィット感は、トレーニング中の安定性と快適さを左右します。ジムでのさまざまな動きをサポートするためには、足全体が固定される必要があります。
また、足首周りのサポートや履き口の形状も重要で、これらが適切でないと足に余分な負担がかかるため注意が必要です。
試着時には、実際にジャンプやスクワットなどの動きを行い、シューズが足にフィットしていることを確認しましょう。
5つの用途別おすすめシューズ
各運動に特化したシューズを選ぶことにより、トレーニングで得られる成果を得られ、怪我の予防が期待できます。ここでは、5つの用途別におすすめのシューズを紹介します。
- ウェイトトレーニング向け
- ランニングマシン向け
- スタジオプログラム向け(エアロビクス、ダンスなど)
- クロストレーニング向け
- スピニングバイク向け
それぞれ見ていきましょう。
ウエイトトレーニング向けシューズ
ウエイトトレーニング向けシューズは、安定性とグリップ力が重要です。ソールがフラットで硬いものを選ぶと、足元のブレを防ぎ、重い重量を持ち上げる場合に安定感を得られます。
また、アッパー部分が耐久力のある素材で足を固定するものが理想的です。足首周りのサポートも考慮し、スクワットやデッドリフトなどの動作を支えるシューズを選びましょう。
ランニングマシン向けシューズ
ランニングマシン向けのシューズは、クッション性と軽量さが求められます。長時間のランニングでも足に負担がかからないよう、衝撃吸収性の高いシューズが理想です。また、適度な反発力を持つミッドソールを選ぶと、効率を高められます。
さらに、ランニングマシン特有の連続した動きに対応できるよう、シューズの耐久性も重要です。耐久性のあるアウトソールを選ぶと、長時間でも劣化しづらく、安心して長期間使えます。
スタジオプログラム向けシューズ(エアロビクス、ダンスなど)
スタジオプログラム向けのシューズは、柔軟性と軽快さがポイントです。エアロビクスやダンスは左右に動き回る機敏な動作が多いため、足の動きを妨げない柔らかいソールがおすすめです。
また、滑り止め効果のあるシューズの場合、怪我のリスクを減らし、安心してトレーニングに集中できます。
クロストレーニング向けシューズ
クロストレーニング向けシューズは、さまざまな動作に対応できる万能性が求められます。たとえば、ランニング・ジャンプ・ウエイトなどさまざまなトレーニングを行うため、耐久性とサポート力が重要です。
また、ソールに厚みと重みがあり、滑りにくい素材を選ぶとよいでしょう。クッション性とフィット感もバランスよく備えたシューズ選びがポイントです。
スピニングバイク向けシューズ
スピニングバイク向けのシューズは、ペダルへの効率的な力の伝達がポイントです。
ソールの硬さが重要で、硬めのソールは力の伝達効率を高め、ペダリング時のエネルギーロスを最小限に抑えます。
また、シューズのフィット感も重視しましょう。足の甲をホールドし、ペダルを踏む際の安定感を確保するために、調整可能なストラップやダイヤル式のクロージャーを備えたシューズが理想的です。
おすすめブランドの特徴と強み
ジム用シューズのブランドには、それぞれ独自の特徴と強みがあります。ここでは、以下の5つのブランドを紹介します。
- ナイキ(Nike)
- アディダス(Adidas)
- リーボック(Reebok)
- アシックス(ASICS)
- ニューバランス(New Balance)
自分に最適なシューズを見つけましょう。
ナイキ(Nike)
ナイキはアメリカ発祥のメーカーで、魅力的なデザインと技術で知られています。とくに、エアクッション技術を使ったシューズは、クッション性と反発力に優れ、履き心地が快適です。
さらに、ナイキはスポーツ科学に基づいて設計されており、アスリートのパフォーマンスを最大化するためのシューズを開発していることも強みです。
デザイン性も高く、ファッション性を重視する方にもおすすめです。さまざまなスポーツに対応する多用途のシューズが豊富に揃っています。
強み
最新技術を駆使したクッションシステム
幅広いデザインバリエーション
こんな方におすすめ
最新のテクノロジーとデザイン性を重視する人
ハイパフォーマンスなトレーニングやランニングを行うアスリート
アディダス(Adidas)
アディダスはドイツ発祥のメーカーで、品質と耐久性に定評があります。とくにBOOSTフォームを使用したシューズは、エネルギーリターンが高く、長時間のトレーニングでも疲れを軽減できることが強みです。
また、アスリートのニーズに応じたカスタマイズ可能なシューズもあり、パフォーマンスを最適化するために細部までこだわっています。環境に配慮した素材を使用している点も魅力です。機能性とデザイン性の両方を兼ね備えたシューズが多いのも特徴です。
強み
エネルギーリターンが高いBOOSTフォーム
環境に優しい素材の使用
こんな方におすすめ
ハイブランドとのコラボレーションを楽しみたい人
多機能なシューズでさまざまなトレーニングに対応したい人
リーボック(Reebok)
リーボックはイギリス発祥のメーカーで、クロストレーニングに特化したシューズのラインナップが多いことが特徴です。とくに耐久性と安定性を重視したデザインが多く、激しい動きにも対応できます。
足の自然な動きをサポートする設計が施されており、運動の効果を引き出してくれます。デザインもスタイリッシュで、ジム内外で使いやすいでしょう。トレーニングに必要な機能性を備えたオールマイティなシューズが豊富です。
強み
耐久性に優れた素材
安定性を重視した設計
こんな方におすすめ
クロスフィットや高強度インターバルトレーニング(HIIT)を行う人
シューズの耐久性とサポート力を重視する人
アシックス(ASICS)
アシックスは日本発祥のメーカーで、足の健康を考慮した設計が特徴です。とくにゲルクッションを使用したシューズは、衝撃吸収性が高く、膝や腰への負担を軽減します。
また、足の形に合わせたフィット感を追究しており、快適にトレーニングできることも特徴です。アスリートのパフォーマンスを高めるための研究開発にも力を入れており、多くのアスリートから支持されています。
強み
衝撃吸収性の高いゲルクッション
足にフィットするデザイン
こんな方におすすめ
長距離ランニングやマラソンをする人
国産メーカーにこだわりのある人
ニューバランス(New Balance)
ニューバランスはアメリカ発祥のメーカーで、幅広いサイズ展開とフィット感が特徴です。とくに足幅に合わせたシューズの選択肢が豊富で、どのような足型にも対応できます。
また、クッション性と安定性のバランスがよく、長時間のトレーニングでも快適です。さらに、ニューバランスのシューズは耐久性に優れており、長期間使用しても形が崩れにくいのが特徴です。高品質な素材を使用したシューズが多く、多くの人から信頼されています。
強み
幅広いサイズ展開
クッション性と安定性のバランス
こんな方におすすめ
幅広い足にフィットするシューズを探している人
日常のウォーキングや軽いジョギングを楽しむ人
ジム用シューズのコーディネート術
シューズは機能性だけでなく、おしゃれにコーディネートすることで、モチベーションにもつながります。以下3つのポイントを押さえて、ジムウェアとシューズのコーディネートを楽しみましょう。
- ジムウェアとシューズのカラーを合わせる
- シューズのデザインとジムスタイルに合わせる
- 季節ごとにコーディネートする
それぞれ見ていきましょう。
ジムウェアとシューズのカラーを合わせる
ジムウェアとシューズのカラーを合わせると、統一感のあるコーディネートが完成します。たとえば、黒のレギンスには黒やグレーのシューズを合わせるとシックな印象に、ビビッドなカラーのトップスには、同系色のシューズを選ぶと華やかさが増します。
カラーの組み合わせの工夫により、モチベーションもアップするでしょう。
シューズのデザインとジムスタイルに合わせる
ジムでどのような種類の運動をするかによって、スタイルを変えるのも楽しみの一つです。たとえば、ヨガなら、落ち着いたカラーや柔らかいデザインのシューズを選ぶとリラックスした雰囲気が出ます。ダンスなら、鮮やかな色合いや派手なデザインのシューズで動きやすさと華やかさを演出するとよいでしょう。
また、クロストレーニングでは、スポーティなデザインのシューズを履くと、アクティブな印象を与えられます。
季節ごとにコーディネートする
夏は通気性のよいメッシュ素材のシューズを選び、涼しげなカラーリングで爽やかに仕上げます。また、夏らしい明るい柄物やひまわりなどの季節の花柄を採り入れると、より華やかになるのでおすすめです。
冬は防寒性を重視しつつ、シックな色合いでまとめると季節感が出ます。落ち着いたカラーのシューズに、冬らしい柄をプラスするとおしゃれです。
春や秋には、季節の変わり目に合った軽やかなデザインのシューズを履くと、気分もリフレッシュされるでしょう。
ジム用シューズを購入できる場所5選
購入場所によって、試着の可否や価格、品揃えなどが異なります。ここでは、ジム用シューズを購入するのにおすすめの場所を5つ紹介します。
- スポーツ専門店
- オンラインショップ
- アウトレットストア
- メーカー直営店
- 大型ショッピングモール
それぞれ見ていきましょう。
スポーツ専門店
スポーツ専門店は、豊富な品揃えと専門的な知識を持つスタッフがいるのが特徴です。実際に試着できるため、自分の足に合ったシューズを選べます。
とくに初心者の方や、シューズ選びに不安がある方におすすめです。また、最新モデルや限定商品も取り扱っていることが多いのも魅力です。
ただし、価格がやや高いことが多く、店舗まで足を運ぶ必要があることを考慮しましょう。
オンラインショップ
オンラインショップは、時間や場所を問わずに購入できる便利さが魅力です。販売終了のものがあったり、日本未入荷のものがあったりなど、実店舗で見つからないシューズに出会えることが強みです。
また、レビューを参考にすると、実際の使用感も確認できます。ただし、試着ができないため、サイズ選びが難しいことや、実物を確認できないためイメージと異なる場合があるのがデメリットです。ですから、返品や交換に対応してくれるショップを選びましょう。
アウトレットストア
アウトレットストアでは、過去のモデルや在庫整理品をお得な価格で購入できます。高品質なシューズをリーズナブルに手に入れられるため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
試着も可能なので、フィット感を確認してから購入できます。ただし、サイズやデザインに限りがあるため、欲しいものに出会えるか否かはタイミングによります。また、最新モデルの取り扱いが少ないのもデメリットです。
メーカー直営店
メーカー直営店では、特定のブランドの最新モデルや限定商品を購入できます。スタッフがブランドの製品を詳しく説明してくれるため、適切なシューズ選びが可能です。また、多くの場合、アフターサービスやフィッティングサービスも充実しているため、ブランドにこだわりがある方におすすめです。
ただし、価格が高めに設定されていることが多く、特定のブランドに限定されるため、ほかのブランドとの比較は難しいでしょう。
大型ショッピングモール
大型ショッピングモールは、複数のスポーツ用品店やメーカー直営店が集まっているため、比較しながら選べます。家族や友人と一緒に訪れることで、意見を参考にしながら購入できるのもメリットです。
また、ショッピングモール内のほかの店舗でもスポーツウェアやアクセサリーを揃えられ、一度の買い物ですべてが揃う便利さがあります。
ただし、休日は混雑することが多く、納得いくまで選びにくいでしょう。駐車場の混雑や移動に時間がかかることも考慮すべきデメリットです。
シューズのメンテナンス方法
ジム用シューズを長く愛用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。ここでは、3つのメンテナンス方法を解説します。
- 日常的にできる手入れとは
- 洗濯と乾燥のポイント
- 長持ちさせるための保管方法
それぞれぜひ実践してください。
日常的にできる手入れとは
使用後は、軽くブラシをかけて表面の汚れやホコリを取り除きます。湿った布で拭くことも効果的です。とくにソール部分に汚れが溜まりやすいので、念入りな掃除が大切です。
また、使用後にはすぐに靴棚に片付けるのではなく、風通しのよい場所で乾燥させることで、臭いやカビの発生を防げます。使い終わった後は、靴底まで忘れずにチェックし、異常がないか確認しましょう。
洗濯と乾燥のポイント
シューズを洗濯する際、まずインソールと靴紐を取り外し、別々に洗うことをおすすめします。シューズ本体は、ぬるま湯に中性洗剤を溶かした水で手洗いするのが基本です。洗濯機を使用する場合は、洗濯ネットに入れて優しく洗う設定にしましょう。
洗濯後は、直射日光を避け、陰干しにより自然乾燥させます。乾燥機の使用は避け、新聞紙を詰めて形を整えながら乾かすと型崩れを防げます。
長持ちさせるための保管方法
シューズを長持ちさせるためには、使用後は汚れを落とし、十分に乾燥させたうえで保管します。屋外への長時間放置は避け、乾燥剤とあわせての収納がおすすめです。
また、シューズの中にシューキーパーや新聞紙を入れて形を保つと、型崩れを防げます。とくに、長期間使用しない場合は、通気性のよい袋に入れて保管するのもよいでしょう。
シューズの買い替え時期
よい履き心地を継続し、運動時の効果を発揮するためには、定期的な買い替えが必要です。
ここでは、シューズの寿命と劣化のサイン、そして買い替えのタイミングと注意点を解説します。
シューズの寿命と劣化のサイン
シューズの寿命は、使用頻度やトレーニングの種類によって異なりますが、一般的には約300〜500キロメートルの走行距離が目安です。劣化のサインは、ソールの摩耗やヒールの偏り、アッパー部分の破れや緩みなどがあげられます。
とくにソールの摩耗は、トラクションの低下を引き起こし、滑りやすくなるため注意が必要です。また、足や膝に痛みを感じるようになった場合も、シューズの寿命が近いことを示しています。
買い替えのタイミングと注意点
劣化のサインを見逃さずにチェックし、寿命が来たら早めに新しいシューズに買い替えることが重要です。クッション性の低下も見逃せないポイントで、踏み込んだ際に衝撃を感じるようになったら交換のサインといえます。
買い替えの際は、再度自分の足のサイズやアーチを確認し、適切なフィット感のシューズを選ぶことが大切です。
また、毎日同じシューズを履くのではなく、複数のシューズを交互に使用することで、1足あたりの劣化を遅らせられます。
まとめ:ジム用シューズは、自分に合ったものを見つけよう
ジムのトレーニングを最大限に楽しむためには、適切なシューズ選びが欠かせません。
シューズの選び方やメンテナンス方法を押さえ、自分に最適なシューズを見つけることで、トレーニングの効果を高め、怪我のリスクを減らせます。
また、シューズのコーディネート術も採り入れて、ジムでのファッションを楽しむこともできます。ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったジム用シューズを見つけ、快適で効果的なトレーニングライフを送りましょう。
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